松浦70代女性 感染 長崎県内13人目、行動歴など調査

 長崎県は8日、松浦市の無職70代女性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内で確認された感染者は13人となり、うち2人が退院している。
 県によると、70代女性は1人暮らし。3月30日に倦怠(けんたい)感があり、今月1日に38度の発熱とせき症状があったため、松浦市内のかかりつけ医を受診。6日、せきが続いたため再度受診し、かかりつけ医が帰国者・接触者相談センターに相談。帰国者・接触者外来で検体を採取し、7日夜にPCR検査で陽性が判明した。
 現在、指定医療機関に入院しているが、症状は落ち着いているという。詳しい行動歴や濃厚接触者については調査中。
 一方、先に感染が判明した壱岐市の介護職60代女性の濃厚接触者20人を新たに特定し、いずれも陰性だった。同市の無職70代女性の濃厚接触者も16人が判明し、感染の有無を調べている。

 


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