【新型コロナ】新たに30人感染確認 3人はクラスター発生のホーム入居

 新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、神奈川県内では19日、新たに30人の感染確認が発表された。横浜市は10~90代の男女13人。このうち80~90代の女性3人は、クラスター(感染者集団)が発生しているグループホーム(GH)の入居者で、いずれも無症状という。

 このGHを巡っては、18日に80代の女性入居者の死亡が公表されている。これで入居者9人全員と、職員8人中3人が陽性と判明した。

 また市は、市内の学童保育の50代女性職員の感染を明らかにした。この学童保育では既に市外に在む指導員の感染が判明、8日から閉所している。通っていた児童1人に症状があったが、検査した結果陰性だったという。

 一方、既に職員や入居者の感染が公表されているケアハウスで働く50代女性の陽性も判明。ケアハウスの感染確認者は計4人となった。このほか、60代の男性会社員が重症という。

 川崎市は30~80代の男女16人で、うち3人が中等症。藤沢市は、70代の無職男性の感染を発表した。16日に感染が確認された60代のパート女性の夫で、軽症という。

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