「MLBドリーム・ブラケット」 上原所属のRソックスなどが8強

注目のシミュレーション企画「MLBドリーム・ブラケット」は、日本時間4月24日に第2ラウンドの8組のうち4組の対戦が行われ、ヤンキース、レッドソックス、アストロズ、ホワイトソックスの4チームがベスト8進出を決めた。準々決勝は、レッドソックス対ホワイトソックス、ヤンキース対アストロズの組み合わせで日本時間4月28日に行われる。

ヤンキースはインディアンスと対戦して4勝3敗でベスト8進出を決めた。ルー・ゲーリッグの4本塁打を筆頭に10人の選手が本塁打を放ち、7試合で18本塁打を量産。ベーブ・ルース、ミッキー・マントル、ジョー・ディマジオもそれぞれ2本塁打を放った。一方、敗れたインディアンスはエースのボブ・フェラーが2度の先発で7本塁打を浴びる大誤算。フェラー以外が先発した試合では3勝2敗と勝ち越していただけに、エースの乱調が痛かった。

上原浩治がメンバー入りしているレッドソックスはブルージェイズと対戦して4勝2敗でベスト8進出を決めた。エースのペドロ・マルティネスが攻略されるなど、2連敗スタートとなったレッドソックスだが、第3戦から4連勝。テッド・ウィリアムスは6試合で打率.538、5本塁打、10打点、OPS1.702の大暴れだった。上原は第1戦で2番手として1回2/3を投げてロベルト・アロマーのソロ本塁打で1失点。第3戦も2番手として0回2/3を投げてホゼ・バティースタのソロ本塁打で1失点に終わり、第4戦以降は登板機会がなかった。

アストロズはタイガースを4勝2敗で破り、1960年代の球団拡張期以降に誕生した球団として唯一のベスト8進出となった。第1戦は9番打者のビル・フリーハンが9回裏に同点2ラン、延長11回裏にソロ本塁打を放ち、タイガースがサヨナラ勝ちを収めたが、アストロズは第2戦から3連勝。第5戦を落としたあと、第6戦はランス・バークマンが2本塁打5打点の活躍でマックス・シャーザーを攻略し、第1ラウンドのオリオールズに続いてまたしても名門球団を撃破した。

ホワイトソックスはアスレチックスと対戦して4勝1敗でベスト8進出を決めた。第1戦はミッキー・カクレーンの2本塁打5打点の活躍もあってアスレチックスが快勝したが、第2戦は延長12回裏にエディ・コリンズのタイムリーでホワイトソックスがサヨナラ勝ち。第3戦からの3試合は合計スコア16対4でホワイトソックスがアスレチックスを圧倒した。ホワイトソックスのロビン・ベンチュラは5試合で4本塁打8打点の活躍。アスレチックスは打線に元気がなかった。

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