新型コロナ対策など41億円の予算案可決 対馬市議会

 対馬市議会は27日、臨時会を開き、新型コロナウイルス感染症対策費を含む総額約40億8300万円の本年度一般会計補正予算案を可決した。市は5月28日から「特別定額給付金」の給付を始める方針。
 同予算案で新型コロナの対策事業費は約34億1500万円。このうち特別定額給付金事業が約30億3700万円を占めている。
 市独自の経済対策は約3億2千万円。一定の減収があった観光関連の市内事業者に給付する「商工業者等緊急支援補助金」(事業費1億5千万円)などを盛り込んでいる。新型コロナ収束後は、市内で使える額面5千円のクーポン券を3千円で市民に販売する「島民クーポン券事業」(同4400万円)などを計上している。

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