佐世保市へマスク1万枚 友好都市、中国・厦門市から

厦門市から届いたマスクを確認する職員=佐世保市役所

 佐世保市は4月30日、友好都市の中国福建省厦門市から医療用の「Nー95マスク」1万枚の提供を受けた。計7箱の段ボールには「佐世保頑張れ」などと応援メッセージが記されていた。今後、市内の医療機関に配布する。
 佐世保市内で新型コロナ感染者が発生したことを把握した厦門市側が4月上旬、物資の支援を申し出た。佐世保市も2月にマスク2千枚を提供していた。朝長則男市長は厦門市とのテレビ電話で「マスクが手に入りにくく医療関係者が苦労している。たくさん送っていただきありがたい」とお礼。厦門市の職員らも「お互いに頑張ろう」などとエールを送った。

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