手作り布マスク 佐世保市に贈る インターナショナルレディースクラブ

手作りの布マスクを贈った佐世保インターナショナルレディースクラブの久米さん(右から2人目)ら=佐世保市役所

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、佐世保インターナショナルレディースクラブの有志が4月30日、小学生向けの手作り布製マスク321枚を佐世保市に寄贈した。市は、5月1日から子ども発達センター(常盤町)で希望者に順次配布し、休業中の市内の児童センターでも再開後に配る予定。
 同クラブは国際親善を目的に1967年設立。米海軍や海上自衛隊幹部の夫人、民間女性らで構成する。マスク作りは会員の久米奈々美さん(59)が発案。4月中旬から会員ら計13人で作った。
 市役所であった寄贈式で朝長則男市長は「感謝している。子どもに喜ばれるようなカラフルなデザインが素晴らしい」とお礼を述べた。久米さんは「外で遊べない子どもたちはストレスがたまっていると思う。少しでも気分を明るくしたい」と話した。

 


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