【新型コロナ】横浜で新たに5人の感染を確認 うち1人は市中感染の疑い

横浜市役所

 新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、横浜市は12日、聖マリアンナ医科大横浜市西部病院(旭区)に入院していた80代男性が死亡した、と発表した。また20~90代の男女5人の感染が新たに判明。うち1人は市中感染の疑いがあるという。

 市によると、亡くなった男性は他の疾患で入院後、感染した。死因は新型コロナウイルスによる肺炎だった。

 新たに感染が確認された5人のうち4人は同病院の医師や看護師らで、入院している90代の男性患者は中等症。また50代の女性看護助手は陽性患者と接触する機会はなかったといい、市は「感染経路が特定されていると言い切れない。現時点ではグレ-」との見方を示した。同病院の感染者は患者34人、職員30人の計64人になった。

 残りの1人は、クラスター(感染者集団)が発生している牧野記念病院(緑区)の20代の女性看護師で、同病院の感染者は計7人になった。

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