【ラ・リーガ】契約に関するガライの主張にバレンシアが反論!クラブ内で激しい論争が勃発

アルゼンチン代表DFエセキエル・ガライとバレンシアは、契約に関して激しい論争を展開した。

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6月30日で契約が満了となるガライはたびたび退団を示唆しており、先日にはスペインメディアが年棒270万ユーロ(約3億2400万円)のオファーを拒否したと報道。しかしガライはSNSにビデオで報道を否定し、「キャリアの中でこうやって話すのは初めてで、ここまで発展したのは本当に悲しい」とバレンシアに不平不満を口にした。

「僕が年棒270万ユーロ(約3億2400万円)のオファーを拒否したと報じられているが、全く持って事実ではない。7月2日に現行の契約よりはるかに劣るオファーを提示された。8月にはマルセリーノ解任でクラブが不安定となり、僕は全てが解決されるのを待つことにした。11月13日、口頭での契約は合意されたが、書面では何も書かれていなかった。1月に別のクラブの代表に会うまではね」。

「2月に僕が負傷した後、クラブに契約更新について尋ねたけど、沈黙に包まれたままだった。コロナウイルスにより自宅待機だったから、賃金カットを申し出たけど、彼らはそれでは十分でないと言ってきた。彼らは更なる減給を望んでいたんだ。僕はバレンシアで幸せだし続けたいと思っているけど、残念ながらそれは僕次第ではない。心の底から彼らとはお別れだ」。

一方でガライの主張を受けたバレンシアは、交渉について3点の説明を声明で発表。ガライは減給に唯一応じなかった選手だったと主張している。

「1.このような発言をした事を遺憾に思い、また驚いている。クラブは常に気遣いと絶え間ないサポートをしてきた」。

「2.選手自身が示すように彼の契約更新のプロセスは2019年7月から開始され、以来バレンシア側からの現行の契約を改善したいくつかの提案は悉く却下された」。

「3.コロナウイルスのパンデミックで破産を回避するためトップチームとスタッフのサラリー支払いの賃金カットを提案した際、彼は減給を拒否した唯一の人物だった」。

バレンシアとガライが激しい論争を展開

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