Nikeやadidasが好デザインを輩出した90年代。それに対して2000年代にデザインの良さで評価を得たのがPumaだ。
ここでは、そのPumaが2000年代に手掛けたユニフォームから、クラブ・代表チームを合わせて印象深かった10着をご紹介しよう。
ラツィオ
ラツィオ 2001-02 Puma ホーム
やや明るめの青を基調とした01-02モデル。全体的な配色のバランスも良く、また柔らかなデザインも印象的だった。
ビジャレアル
ビジャレアル 2007-09 Puma ホーム
07-08シーズンはラ・リーガを2位でフィニッシュ。鉄板の黄色一色デザインだが、ファンの間では記憶に残る一着となっている。
スポルティング
スポルティング 2009-10 Puma ホーム
クラシックなスタイルを採用することが多いスポルティング。だが当時のテンプレートとはいえ、09-10シーズンはモダンなデザインが登場した。
モナコ
モナコ 2004-05 Puma ホーム
首元から伸びるラインが特徴的なテンプレートデザインを使用したものだが、それによってモナコ独特の“赤白斜め2分割デザイン”が、よりシャープな印象へと変わった。
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田 2002 Puma ホーム
水色と紺の配色バランスが良い一着。2002年は当時2ステージ制だったJ1リーグで1st、2ndの両ステージを優勝。文句なしの年間チャンピオンに輝いた。
イスラエル
イスラエル代表 2006 Puma ホーム
90年代からPumaのキットを使うイスラエルには、シンプルながら好デザインが多い。ブルーが美しい06モデルもその一つで、主にEURO2008予選などで着用した。
チェコ
チェコ代表 2007 Puma アウェイ
白を基調に赤の差し色が印象的なアウェイ。襟付きのクラシックな雰囲気がマニア心をくすぐるデザインだ。
イタリア
イタリア代表 2004 Puma ホーム
EURO2004に向けて用意されたホームキット。光沢感のあるブルーを基調に、Pumaのキャットロゴとネームナンバーをゴールドで彩ったカラー。そのデザインから“高級感”という言葉が思い浮かぶ。
イタリア
イタリア 2007 Puma アウェイ
当時のアウェイは他国チームと同じく襟付きのデザインを採用。しかし、さすがはPumaの顔とも言えるイタリア。細部までこだわったデザインは他の代表チームと一線を画す。
カメルーン
カメルーン代表 2002 Puma ホーム
2000年代のPumaが放った最もセンセーショナルなユニフォームが、やはりカメルーンの「袖なし」だろう。もはや伝説のユニフォームだ。
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Pumaと代表チームは2002年の日韓W杯で袖なしキットの着用を目論んだが、本大会での使用はFIFA(国際サッカー連盟)が認めず。苦肉の策として黒い袖を追加しW杯を戦った。