いよいよ今週から再開されるラ・リーガ。久保建英と乾貴士の日本人選手2人はそれぞれバルセロナとレアル・マドリーと対戦する。
ここでは、スペイン最強を誇る2強相手にここ最近で大暴れした選手たちを調べてみた。
アンヘル・ディマリア vs レアル
昨年9月に行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ初戦、PSGは3-0でレアルを撃破。
ディ・マリアは古巣相手の圧巻2ゴールでヒーローに。その得点シーンがこれだ(以下動画16秒~)。
動画33秒~の2点目ミドルはまさにワールドクラス!
「僕らはハードワークをしたし、完璧な結果だ。(欠場した)ネイマール、エムバペ、エディ(カバーニ)がいてもいなくても僕らは結果を出さなきゃいけない」と勝ち誇ったディマリア。
『L'Équipe』は「パリは天使のようで…ディマリアは悪魔的だった」、『Le Parisien』は「素晴らしい、速い、決定的」と激賞するなどまさに独壇場だった。
マクシ・ゴメス vs バルサ
今年1月26日の対戦でバルサを2-0で沈めたバレンシア。
バルサは今年初めてクリーンシートを許し、キケ・セティエン監督はバルサでの初黒星を喫した。
この試合で2発と暴れたのが、ウルグアイ代表FWマクシだ。バルサを餌食にした得点シーンがこれ(以下動画33秒~)。
1点目はラッキーな形だったが、2点目(1分8秒~)は文句なしの一撃!前半のPK失敗(16秒~)で戦犯になりかけたが、それを帳消しにする活躍だった。
セティエンは「バレンシアは非常にいいチームだ。我々のプレッシャーをうまくかわし、ダメージを与えられる選手もいる」とコメント。一方のマクシは「バルサのプレー方法は分かっていた」と喜んだ。
アレクサンデル・イサク vs レアル
今年2月のコパ・デル・レイ準々決勝でレアルを3-4で粉砕したレアル・ソシエダ。
親元相手に先制点を奪ったマルティン・ウーデゴールとともに大暴れしたのが、20歳の超大器イサクだった。ベルナベウで叩き込んだ圧巻の2ゴールがこれだ(以下動画1分15秒~)。
豪快なボレー、そして、ニアをブチ抜くレーザーシュート(1分45秒~)は必見!
190cmと長身ながら巧みな足元を持ち、NEWイブラヒモヴィッチと期待されるイサク。アルグアシル監督は「自分がどれほど素晴らしい選手なのかを見せつけた」と絶賛し、地元メディアも「戦慄のイサク」とその衝撃を伝えた。
ドゥシャン・タディッチ vs レアル
昨季のUEFAチャンピオンズリーグでレアルとユヴェントスを葬り去ったアヤックス。
ラウンド16でレアル相手に大暴れしたのが、曲者レフティであるタディッチだ。
ベルナベウでの2ndレグでは、1ゴール2アシストと爆発。トラウマを植え付けたスーパーテクがこれ。
レアルを子ども扱い…!
この試合に出場していたレアルDFセルヒオ・レギロン(現セビージャ)は、サッカーゲームのFIFA2020でタディッチを引き当てた際、「クソ!こいつに昨季のCLでやられた。タディッチ!こいつにやられたんだ…。君は捨てる。悪いが、アヤックスは好きじゃない」などとぶちまけていた。
ジョルジニオ・ワイナルドゥム vs バルサ
彼の場合はひとりで壊したわけではない。ただ、あの歴史的大逆転の立役者になったのは事実だ。
2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ準決勝、1stレグを0-3で落としたリヴァプール。逆転はまず不可能と思われた2ndレグを4-0で勝利するミラクルを成し遂げた。
途中投入だったワイナルドゥムの「怒りの2発」がこれだ(以下動画50秒~)。
アンフィールドが燃える!後半からの投入というクロップの起用法に怒っていたというワイナルドゥムはこれで英雄に。
バルサは一昨年に続くショッキングな敗退となり、メッシは「人生最悪の経験のひとつ」とうなだれた。