長崎魅力百景フォトコンテスト 応募者数、伸び悩み

「長崎魅力百景フォトコンテスト」の応募作品を紹介する県都市計画協議会のインスタグラム

 長崎県内各地の魅力を発信する「行きたい!住みたい!長崎魅力百景フォトコンテスト」(県都市計画協議会主催)の応募者数が伸び悩んでいる。千点程度が寄せられると見込んでいたが、5月末現在で379点にとどまっている。事務局の県都市政策課は、会員制交流サイト(SNS)を通じてPRのてこ入れを図っている。
 同コンテストは「県内各市町の美しい風景」をテーマに初めて企画。募集期間は昨年9月から今年7月31日まで。応募作品の中から県内21市町ごとに優秀作品を選び、その中から最優秀賞を決定。最優秀賞(1点)には賞金10万円、優秀賞(20点)には県産品を贈る。
 同課によると、これまでのところ長崎市内を撮影した作品が多く、数点しか応募がない自治体も複数ある。事務局はインスタグラムの公式サイトに加え、5月末にはフェイスブックも開設し、応募作品を公開、応募が少ない自治体の募集を呼び掛けるなどしている。
 同事務局は「県内各地の隠れた名所など、それぞれのまちの魅力を収めた作品を送ってほしい」としている。募集要項は同課ホームページで確認できる。問い合わせは同課(電095.894.3031)。

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