ORC老朽化機体、更新に遅れ コロナ影響で海外から運べず

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 オリエンタルエアブリッジ(ORC)は18日、今春予定していた機体1機の更新が、新型コロナウイルスの影響で海外から機体を運べず大幅に遅れていると明らかにした。
 同社は保有するボンバルディア機「DHC-8-200」(Q200、乗客定員39人)2機のうち1機を今春退役させ、カナダから中古機1機を導入する予定だった。ただ、新型コロナの影響で機体を運ぶための手続きや作業ができない状態が続いているという。
 同社は新型コロナによる需要低迷を受け減便して運航しており、現状ではダイヤへの影響はないという。同社の担当者は「今後の状況も見ながら8月までには更新できるよう調整したい」としている。


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