7月 暑さ本格化する地方も 高温に関する早期天候情報

29日(月)午後2時の気温分布

 29日(月)の沖縄は「府県高温情報」が発表され、八重山地方で気温が34℃前後まで上がっている所がある(午後2時半現在)。7月に入ると、平年より気温の高い範囲がさらに広がる予想で、気象庁は注意を呼びけている。

7月15日(水)までの東京の天気・気温の予想

 東海や中国地方は今後1週間程度、気温が平年並みか、平年を下回る地方がある見通し。ただし、全国的には気温が平年並みか、高めに経過する地方が多く、特に7/6(月)前後からの5日間ほどは、北・東日本、近畿日本海側、中国、沖縄で、かなり高くなる可能性があり、内陸を中心に35℃以上の猛暑日となる日がありそうだ。このため、気象庁はこれらの地方に「高温に関する早期天候情報」を発表して、農作物や家畜の管理、熱中症等の健康管理に注意するよう呼びかけている。

早期天候情報とは

29日(月)気象庁発表「早期天候情報」 出典=気象庁HP

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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