相撲の長崎県高校交流大会は12日、諫早市の諫早農高相撲場で行われ、団体(3人制)は諫早農Aが制した。
コロナ禍で中止となった県高総体の代替大会で、諫早農、長崎鶴洋、北松農から計19人が参加。昨年まで県高総体の団体(5人制)で24連覇中の諫早農が、今年も選手層の厚さを披露した。出場3チームが団体上位に並んだ。
優勝した諫早農Aは先鋒に主将の佐藤架月、中堅にチーム一の巨漢で2年生の木下優希、大将に3年生の田崎真哉という陣容。切磋琢磨(せっさたくま)してきた仲間たちと体をぶつけ合い、高校最後の真剣勝負を楽しんだ。
エース格の佐藤は、卒業後に角界入りする話もあったが「全国大会がなくなり、まだ学生相撲に未練がある」と大学に進学する予定。「大学で自信をつけて、プロに挑戦できたらいい」とさらなる成長を誓った。
個人も諫早農勢が上位を独占。無差別級は木下、80キロ級は後田智己、100キロ級は田崎、100キロ以上級は佐藤が制した。
長崎県高校相撲交流大会 団体 諫早農A制す
- Published
- 2020/07/14 13:50 (JST)
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