デトロイト・タイガースが30歳のザック・ゴッドリーを解雇したと発表した。ゴッドリーは昨年12月にタイガースとマイナー契約を結んでいた。
ゴッドリーは2013年のドラフト10巡目でシカゴ・カブスに入団。2014年に
ミゲル・モンテロの交換要員としてアリゾナ・ダイヤモンドバックスに移籍すると、翌2015年にはメジャーデビューを果たした。
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2017年はローテーションに定着し、8勝9敗と負け越しはしたものの、防御率3.37、155投球回で165奪三振を記録するなど、投球内容は非常に優秀だった。2018年はローテーションを1年間怪我無く守り、自己最多の33登板(うち32先発)、178.1投球回を投げ、185奪三振と奪三振能力は健在だったが、防御率4.74と前年よりも捉えられた。
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昨季は開幕から打ち込まれ、5月にはブルペンに降格。シーズンを通しても調子は上がらず、33登板で防御率5.97に終わり、また92投球回で70奪三振のみと、自慢の奪三振能力も振るわなかった。
MassLive.comのクリス・コティーロによると、ゴッドリーにボストン・レッドソックスなどの複数球団が興味を示しているという。レッドソックスはデービッド・プライスの放出、クリス・セールのトミー・ジョン手術、エドゥアルド・ロドリゲスの新型コロナウィルス陽性反応などで、ローテーションの層が非常に薄くなっている。