秦野と伊勢原、成人式対象は20歳 式の名称変更も

 神奈川県の秦野、伊勢原両市は、民法改正で成年年齢が18歳に引き下げられる2022年度以降も、成人式の対象年齢を従来通り20歳とすることを決めた。22年度内に名称を変更して行う。

 秦野市は、18歳が大学受験などの進路決定時期と重なる点を考慮。参加者と保護者の負担が大きく、新成人で構成する実行委員会が式を運営することも困難として従来通りとすることを決めた。伊勢原市は、市が今年の成人式で実施した新成人対象のアンケートで約86%が20歳での開催を希望していたことなどを判断材料とした。

 両市とも、式の実施時期は1月を基本としている。

© 株式会社神奈川新聞社