21日にUEFAヨーロッパリーグ決勝が行われ、ケルンにあるラインエネルギーシュタディオンでセビージャとインテルが激突した。
【EL】セビージャとインテルが初対戦！長かった今季を笑顔で終えるのは… ～決勝プレビュー～
幾多の戦いを乗り越え、ファイナルまで到達した両チーム。強さを証明するかのように序盤からゲームが動き出す。開始早々にロメル・ルカクがペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。このチャンスをルカク自らが沈め、大会記録更新の11戦連続弾で５分にインテルが先制する。
追いかける立場となったセビージャは12分、右サイドからヘスス・ナバスが右足でクロスを供給。ルーク・デヨングが２戦連続ゴールを決め、セビージャがスコアをタイに戻す。さらにセビージャが畳み掛け、33分にペナルティエリア中央の右からFKを獲得し、エベル・バネガが浮き球のパスを送る。デヨングが頭で合わせるとゴール右に吸い込まれ、ドブレーテ（1試合2得点）でセビージャがスコアをひっくり返す。ところがその２分後、今度はインテルがFKからディエゴ・ゴディンがヘディング弾を叩き込み、2-2の同点で前半が終了する。
【EL】決勝でインテルと激突するセビージャ ロペテギ監督「全身全霊で臨む」
決勝戦らしい両者一歩も譲らない展開の中、ヨーロッパリーグでは百戦錬磨の成績を残すセビージャが違いを作る。74分にクリアボールにジエゴ・カルロスが反応し、思い切りよくオーバーヘッドシュートを狙う。これがルカクに当たってネットを揺らし、セビージャが勝ち越しに成功。最終スコア3-2でタイアップとなり、セビージャが４シーズンぶり６度目のヨーロッパリーグ王者に輝いた。
