絶妙なサイズで超人気!
スペーシアやN-BOXなどのスーパーハイトワゴン軽よりも少し大きく、かといって3列シートを備えるシエンタやフリードといったミニバンよりは小さいといった絶妙なサイズで人気のスズキ ソリオ。
1997年に当時飛ぶ鳥を落とす勢いで人気を博していたワゴンRをベースに大人5人がしっかりと乗れるクルマとしてデビュー。その後、2010年にデビューした2代目は、スライドドアを備えるなど、顧客のニーズにしっかりとリーチし、人気は不動のモノとなった。
2015年にデビューした現行ソリオはマイルドハイブリッド仕様をラインアップするなど、走り・燃費・広さとユーザーの欲しいモノ全てを織り込んだ見事なパッケージングでスズキを支えるまで成長した超人気車種だ。
現行モデルはデビューから5年経過しているだけに、近々フルモデルチェンジするというウワサも。果たして現行ソリオの下取り価格はどれくらいのモノなのか?
バンディットは驚異の7割!
今回は現行モデルオーナーのために2018年のマイチェン前の車両、走行距離〜5万キロ、個体を中心にご紹介する。
ノーマルモデルとやんちゃな顔つきのバンディットをラインアップするが、まずはノーマルモデルから。
もっとも高値が付くのは最上級モデルのハイブリッドMZで、走行距離4〜5万キロの個体が110〜120万円で取引されている。
新車当時の価格が約190万円だったことから、約63%の価値が残っている。
続いて若者を中心に人気のバンディットも同条件で見てみると120〜130万円程度と、ノーマルモデルよりも1割程度高値が付く模様だ。バンディットの新車当時の価格が約188万円であるため、現在も約70%の価値がある計算となる。
いずれにしてもソリオシリーズの買取相場は非常に高いという結果であった。
人気カラーは素直に白と黒
先進安全装備のデュアルカメラブレーキサポート装着車であれば1割程度高値というイメージだ。
ちなみにノーマルモデルがホワイト系、バンディットがブラックやホワイト系に人気が集中している。
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】