レッドブル代表「追い抜き可能なコースで3番手。“本物のファイター”マックスにチャンスはある」【F1第7戦予選】

 2020年F1ベルギーGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3番手、アレクサンダー・アルボンは5番手だった。

■アストンマーティン・レッドブル・レーシングチーム代表クリスチャン・ホーナー
 今日はドライバーたちが素晴らしいチームワークを見せ、チームのために強力な結果を達成してくれた。予選3番手と5番手で、マックスは(2番手の)バルテリ(・ボッタス/メルセデス)とはわずか100分の1秒差であり、フロントロウにかなり近づいた。オーバーテイクが可能なこのコースでこうした結果を出したことは、我々にとって自信につながる。

 メルセデスは予選でアドバンテージを示した。しかし我々は、相性がよくなかったこの長いコースでここまで彼らに近づけたのだから、いい土曜日だったと言うことができる。

 マックスはミディアムタイヤでスタート、アレックスはソフトでスタートするため、2台は異なる戦略で走ることになる。それによって選択肢が広がるだろうし、スパ・ウェザーがどういう影響をもたらすのかは予想がつかない。複雑なコンディションになる可能性もあり、タイヤのデグラデーションがどうなるのかが分からないことで、常になんらかのチャンスが待ち受けているはずだ。メルセデスにチャレンジするのは簡単なことではないが、マックスは本物のファイターであるし、アレックスがすぐそばにいるのも素晴らしいことだ。

2020年F1第7戦ベルギーGP アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)とチーム代表クリスチャン・ホーナー

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