地域振興券の販売53.5% 諫早市議会開会

 諫早市議会は4日開会。会期を25日までの22日間と決め、総額14億900万円の本年度一般会計補正予算案など5件(議案4、請願1)を上程、報告2件を受理した。
 宮本明雄市長は総括説明で、新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済対策「いさはや地域振興商品券」の販売状況を報告。商品券は9月末まで、1冊5千円(6500円相当)を市民1人3冊まで購入できる。8月末現在、発行総数の53.5%に当たる約22万冊が販売された。
 予算案のほか、久山町の(仮称)久山港スポーツ施設の正式名称を「スポーツパークいさはや」と定める条例案や多良見クリーンセンター解体工事請負契約に関する議案、高齢者の交通費助成を求める請願が上程された。一般質問は9~11日、14、15日。24人が轟峡遊歩道崩落や災害対応などをただす。

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