さまざまな“はじめて”を採用していた日産 初代レパード
1980年に登場した日産 レパードは、日産の高級パーソナルカーとしてデビュー。ボディタイプは、2ドアハードトップと4ドアハードトップをラインナップ。直列4気筒 1.7リッターエンジンからV型6気筒 3.0リッターターボと幅広いエンジンバリエーションも特徴です。
また、初代は「世界初」や「業界初」となる燃費計やワイパー付フェンダーミラーなどを採用していました。
スイッチでミラーのワイパーが作動
日産 初代レパードに採用された特徴的な装備が、ワイパー付フェンダーミラー。ミラーに小さなワイパーがついており、センターコンソールにセットされているスイッチで作動。ミラーに付着した汚れや水滴をワイパーで落とすことができ、視認性を確保できるという装備でした。
日産 初代レパードの中古車相場
■中古車掲載台数:31台
■中古車相場:45万円~498万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2020年9月8日時点のデータ
元祖デートカーのスペシャリティクーペ|初代 プレリュード
1978年にベルノ店専売車種として、NSXが登場するまでフラッグシップのポジションを守り抜いてきた、スペシャリティ2ドアクーペのプレリュード。シート表皮はファブリックに加え、一部グレードにコノリーレザーのオプションを用意。また、日本国内で生産する車として初めて電動サンルーフを一部グレードに標準装備していました。
高い視認性を確保するため、スピードメーターとタコメーターが同軸上に配置された「集中ターゲットメーター」を採用していたことがトピックです。
視認性は本当に良かった?!集中ターゲットメーター
ホンダのフラッグシップを担っていたスペシャリティクーペ プレリュードは、二重円の外側にスピードメーター、内側にタコメーターを配置。2つの計器を同軸上で見ることができるため、シンプルなメーターデザインでした。しかし、モデル中期に2眼メーターへ変更されたことを鑑みると、視認性が良かったかどうかは、賛否両論あったことが伺えます。
ホンダ 初代プレリュードの中古車相場
■中古車掲載台数:34台
■中古車相場:49.9万円~238.4万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2020年9月8日時点のデータ
マイカーブームを支えたトヨタ コロナ(5代目)
1973年にフルモデルチェンジを行い、5代目となったトヨタ コロナ。2ドア/4ドアセダン、2ドアハードトップ、3ドア/5ドアバンをラインナップ。また、排出ガス規制が厳しくなっていった時代であったため、度々エンジンの改良を実施していました。
5代目コロナの一部グレードに装着されていた「OKモニター」は、機械の異常を知らせる11個の警告灯が頭上に配置され、コックピットのような雰囲気を放っていました。
縦に並んだ11個の警告灯「OKモニター」
当時のカタログには、「一歩すすんで安全のエレクトロニクス技術を開発しました。」とアピールしていた「OKモニター」。
LICENSE(番号灯)、BRAKE(制動灯)、TAIL(尾灯)、HEAD(前照灯)、W-WASHER(ウィンドウウォッシャー)、BATTERY(バッテリー)、RADIATOR(ラジエーター液量)、ENGINE OIL(エンジンオイル)、BRAKE FLUID(ブレーキオイル)、VAC・BOOSTER(ブレーキブースター)、LINING WEAR(前輪ディスクブレーキ・パッド)の11個の警告灯が頭上に整列していました。
トヨタ コロナ(5代目)の中古車相場
■中古車掲載台数:21台
■中古車相場:39.9万円~160万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2020年9月8日時点のデータ