プレミアムクーポン券など補正含む 43議案を可決、同意 長崎市議会本会議

 定例長崎市議会は9日、本会議を開き、新型コロナウイルス感染拡大で落ち込んだ観光消費を盛り上げようと、県民を対象に発行するプレミアム付きクーポン券を販売する事業費などを盛り込んだ、総額54億3700万円の本年度一般会計補正予算案など43議案を可決、同意した。
 クーポン券は、市内の宿泊施設などで使える3千円分の宿泊券と、500円分の土産・体験券を計1500円で販売する。1人1泊当たり最大2枚まで使用できる。10月から6万枚を販売する。
 このほか、来年10月下旬に野母町で開館予定の市恐竜博物館と周辺の既存3施設を合わせて「長崎のもざき恐竜パーク」と命名する条例案なども可決した。最終本会議は11日に開く。

© 株式会社長崎新聞社