長崎さるくガイド 37人が新規研修

受講生を代表し、あいさつする徳永さん=長崎市、江角記念館

 長崎市のまち歩き観光「長崎さるく」でコースを案内する「長崎さるくガイド」新規育成研修開講式がこのほど、純心女子高(同市文教町)内の江角記念館であった。
 長崎国際観光コンベンション協会が開き、地域連携協定を結んでいる長崎純心大の学生23人を含む37人が受講。初日を含め9月末までの計5日間、座学や実地研修に取り組む。
 開講式では、同協会の森下浩昭国内誘致・さるく推進部長と、長崎純心大の片岡瑠美子学長があいさつ。受講生を代表し、同大こども教育保育学科1年の徳永奈穂さん(19)が「自分の知識を最大限に生かし、長崎を訪れた人に魅力を伝えたい。将来小学校教員になったとき、子どもたちにも伝え、その子どもたちも後世に伝える連鎖を起こしたい」と決意を述べた。
 式終了後、市観光推進課の竹下祐一係長が「これからの長崎観光」と題し講演。人口減少による経済の損失、それを補う交流人口拡大の重要性を説いた。

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