護衛艦むらさめ、中東向け再出航 乗員コロナ感染で横須賀帰港

 中東海域の情報収集を行うために8月30日に海上自衛隊横須賀基地(神奈川県横須賀市)を出航し、乗員1人の新型コロナウイルス感染が確認されたため、9月1日に同基地に帰港していた護衛艦「むらさめ」が16日、再出航した。

 同艦は帰港後、感染した乗員のみが下船し、他の乗員は上陸せずに停泊していた。再度PCR検査を実施し、全員の陰性を確認した上で再出航した。

 今後は中東海域に向かい、10月上旬に現地で「きりさめ」から任務を引き継ぐ予定。

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