長崎商高生ら共同開発 「うみドレ」テスト販売

買い物客にドレッシングを紹介する長崎商業高の生徒=長崎市、ジョイフルサン本原店

 チョーコー醤油(長崎市)と同市立長崎商業高の商業クラブ、同校の姉妹校の広島市立広島商業高が共同開発したドレッシング「うみドレ」のテスト販売が19日、長崎市扇町のジョイフルサン本原店であった。
 両校の共同開発は昨年のドーナツに続き2回目。今回は「食卓でいつも手に取ってもらえるように」と調味料に決め、同社に相談。昨年6月から会議や工場見学、試作を重ねてきた。
 商品名は原料とした両県の海の幸に由来。有明海産のノリ、広島県産のカキを使用し、本県産のタマネギとショウガも加え、しょうゆベースにうま味と磯の香りが際立つ味に仕上げた。テスト販売時点の価格は、200ミリリットル入りで500円(税込み)。
 同クラブ部長の平田菜美さん(17)=2年=は「先輩の代からみんなで試行錯誤して作った。サラダだけでなくいろいろな料理に活用してほしい」と話した。
 21日はジョイフルサン住吉店、22日はダンクユー本店、10月4日は大門サニーピア店で午前10時から午後3時までテスト販売。来年3月の正式販売を予定している。

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