伝統を継承!新型フェアレディZプロトタイプ
2020年9月16日にオンラインにて公開された新型フェアレディZプロトタイプは、歴代Zのエッセンスが随所にちりばめられています。初代(S30型)をモチーフとしたヘッドライト、Z32(4代目)をイメージした横長のテールランプなど、歴代Zのいいとこ取りをして、うまくまとめあげているといえるでしょう。エクステリアのスタイリングに目が行きがちな新型フェアレディZですが、インテリアにもZらしさが残っています。
液晶だけど3連メーターは健在
インテリアに目を向けるとバッチリ3連メーターがインパネのセンターに配置されています。
ドライバーの方向に向いた3連メーターは、これぞコックピットという印象を与え、ドライバー主体のスポーツカーであることを感じさせてくれます。
日産 新型フェアレディZプロトタイプのスペック
ブーメランライトを持つZ34(6代目)
ブーメラン型のライト形状が特徴のZ34フェアレディZ(6代目)。2008年にデビューし、世界各国で販売されています。全長約4.2mとコンパクトなサイズでありながら、低く長めのボンネット、2シーターのショートデッキ、筋肉質な前後フェンダーのスタイルが特徴です。
ボディバリエーションは、クーペとオープンのロードスターを展開。ロードスターは、2009年~2014年の約5年間のみの販売となりました。その他に、NISMOバージョンもラインナップしています。
アナログ3連メーターがワクワクする
インテリアは、ドライバーの前に広がるタコメーター中心のメーターが特徴です。
加えてインパネのセンターには、3連メーターを配置。ドライバー前のメーター、インパネのセンターメーターもアナログ表示が基本となっています。
Z34フェアレディZ(6代目)の中古車相場
■中古車掲載台数:231台(ロードスターを含む)
■中古車相場:110万円~599.3万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2020年9月21日時点のデータ
2年のブランクを経て復活したZ33
Z32(4代目)の生産終了から2年のブランクを空けて、2002年にデビューしたZ33(5代目)フェアレディZ。日産リバイバルプランのひとつとして登場しました。
ボディバリエーションは、なだらかなルーフラインとスポーツカーらしいファストバックスタイルのクーペ、ソフトトップルーフを採用したフルオープンになるロードスターをラインナップ。エンジンは、V型6気筒3.5リッターを搭載し、デビュー当初280馬力でしたが、2005年のマイナーチェンジで294馬力まで出力を向上させました。
2つの3連メーターを装備
Z33のインテリアに目を移すと、3連メーターが2つ配置されています。
ドライバーの目の前に広がるタコメーターやスピードメーター、インパネのセンターに配置されている電圧やオイルメーターの2つの配置により、スポーツカーらしさ、Zらしさを演出しています。
日産 Z33フェアレディZ(5代目)の中古車相場
■中古車掲載台数:320台
■中古車相場:36万円~441.7万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2020年9月21日時点のデータ