富士山で初冠雪 昨年より24日早く 甲府地方気象台

午前9時過ぎの富士山。気象庁HP火山監視カメラ(萩原)より

 甲府地方気象台は28日(月)午前、富士山(3,776メートル)の初冠雪を観測したと発表した。平年より2日早く、昨年より24日早い観測となった。

 「初冠雪」とは、山頂付近が雪、または白色に見える固形降水でおおわれている状態を、その年の夏以降初めて気象台から望観できた時をいう。

 富士山周辺では湿った空気の影響で、27日夜に降水があった。富士山頂の気温は28日午前0時10分にー4.9℃を観測していた。

 また、26日(土)には北海道・大雪山系旭岳で、この秋全国初の初冠雪が観測された。旭岳の初冠雪は平年より1日遅く、昨年より5日遅い。

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