秦野市、水道料金値上げを延期 コロナ影響考慮

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水道(イメージ)

 秦野市の高橋昌和市長は30日の市議会本会議で、2021年度に予定していた水道料金の引き上げを延期する方針を示した。新型コロナウイルス禍に伴う地域経済への影響を考慮した。相原學氏(自民党・新政クラブ)の一般質問に答えた。

 市上下水道局によると、延期期間は少なくとも1年以上になる見込み。新たな引き上げの時期について、高橋市長は「コロナ禍の影響と上下水道事業の経営状況を見極め、(有識者で構成する)上下水道審議会の意見も伺い、適切な時期に議会に示したい」と説明した。

 同局によると、市営水道を利用するのは個人と法人の計7万8011件(19年度末現在)。人口減少の影響で収入が減少したため、市は21年度から水道料金を8%、下水道料金を5%引き上げる方針を打ち出していた。

 延期に伴う財源の不足分は、内部留保や一般会計からの繰り入れでまかなうという。