7月豪雨の警戒区域、全面解除 佐世保・小川内町

 7月の記録的豪雨に伴い佐世保市小川内町で発生した地滑りで、市は1日、被害が想定される範囲が縮小したとして警戒区域を全面解除した。避難生活を続ける住民計11世帯34人の帰宅が可能になった。
 市は7月10日に周辺を警戒区域に設定し、区域内で生活する計13世帯42人の立ち入りを禁止。同23日には、2世帯8人が対象の一部区域を解除していた。
 県は土砂災害防止法に基づき現地の緊急調査や応急工事を実施。被害拡大の可能性はないと判断した。今後、ボーリング調査などを行い、被害箇所の復旧方法を検討するという。

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