商工会法施行60周年で式典 長崎県連合会など

役員功労者などを表彰した商工会法施行60周年記念式典=長崎ブリックホール

 長崎県商工会連合会(宅島壽雄会長)と県内20の商工会は1日、長崎市茂里町の長崎ブリックホールで商工会法施行60周年記念式典を開き、役員功労者や優良職員などを表彰した。
 式典は新型コロナウイルス感染防止のため規模を縮小し、約100人が出席。宅島会長はあいさつで、感染症拡大や相次ぐ自然災害で小規模事業者が大きな影響を受けていると指摘。「持続的な発展を図ることができるよう会員と共に尽力していく」と述べた。
 日本総合研究所・プリンシパルの柿崎平氏が「今、あらためて商工会の使命を考える」と題して講演。2商工会が支援事例を発表した。会員大会もあり、中小・小規模事業者の経営力強化・活力強化、地域経済の持続的発展を目指す宣言をした。

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