欧州サッカー連盟(UEFA)は、国際試合を皮切りに一部サポーターのスタジアム動員を認めた。
先週ブタペストで行われたバイエルン・ミュンヘンとセビージャによるスーパーカップでは、15000人のサポーターがスタジアムに詰めかけた。このテストイベントが成功したことで、UEFAは今月の国際試合からスタジアムのキャパシティ30%を上限に有観客を認める方針。入場許可は各国や地域のルールを尊重し、アウェイサポーターのスタジアム入りは現時点で不可となっている。UEFAのアレクサンダー・チェフェリン会長は、「今回の決定は、ファンの健康を第一に考え、各国の法律を尊重した上で下した賢明な第一歩だ」と語った。
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「コロナウイルスという共通の敵に直面しているとは言え、国によってアプローチも課題も異なる。今回の決定でファンの入場について柔軟に対応できるようになり、地域の評価を尊重することが可能となった。このような困難な時代の中で、ファンの希望と情熱を取り戻すことが重要であり、衛生面で適切に行動し対策することを求めている」。