道路予算確保 九地整に要望 建設期成会など

 西彼杵道路・長崎南北幹線道路建設促進期成会などは5日、福岡市博多区の九州地方整備局を訪れ、道路予算の確保や整備促進を要望した。
 要望したのは同期成会のほか、一般国道34号道路整備促進協議会など道路関係4協議会。▽道路予算の確保▽西彼杵道路、長崎南北幹線道路の未着手区間の早期整備▽国道34号の切通地区事故対策事業の早期完成-などを求めた。同期成会、4協議会ともに会長を務める長崎市の田上富久市長が、九地整の村山一弥局長にそれぞれの要望書を手渡し、現状や道路の重要性などについて説明した。
 要望後、取材に応じた田上会長によると、村山局長は西彼杵、長崎南北幹線の両道路について「重要性は認識している。(整備方針やルートを検討する委員会が設置されるなど)進捗(しんちょく)が見られるので、局としても応援したい」などと述べたという。

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