命と向き合う決意 新たに 五島高で戴帽式

初村校長からナースキャップを授けられる戴帽生=五島高

 五島市池田町の長崎県立五島高(初村一郎校長)で13日、第47回戴帽式があり、衛生看護科の2年生21人が病院実習を前に、命と向き合う決意を新たにした。
 戴帽生一人一人が初村校長からナースキャップを授けられ、火をともしたろうそくを手に、全員で看護の精神を表す「ナイチンゲール誓詞」を暗唱。初村校長は「自覚と責任を持って、実習に臨んでほしい」と激励した。
 戴帽生を代表して野原輝理さんが「困難なことがあっても、向上心を持って仲間と乗り越える」と、誓いの言葉を述べた。戴帽生は14日から1年間、県五島中央病院で週2回の実習に取り組む。

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