『ジープ・ラングラー・アンリミテッド』に特別装備を満載した2種類の限定車が登場

 4代目となるJL型に移行した本格オフローダー『Jeep Wrangler Unlimited(ジープ・ラングラー・アンリミテッド)』に、ミリタリーテイスト溢れる専用アクセサリーや特別装備を採用した限定車“Wrangler Unlimited Freedom Edition(フリーダム・エディション)”と、オフロード装備がさらに充実し、より個性的なデザインを実現した“Wrangler Unlimited Rubicon Recon(リーコン)”の2種類の限定車が登場。10月17日より発売開始となっている。

 ともにメインフィールドであるオフロードを主眼に据えた今回の限定車だが、おもに“ミリタリー”をテーマとし、ファッション性を高めた『フリーダム・エディション』では、軍用車両としての出自を想起させるべく数々の専用アクセサリーが採用された。

 その象徴が米軍を連想させる星型デカールで、ボンネットとリヤクォーターパネルに掲げられたほか、テールゲートの“OSCAR MIKE(オスカーマイク)”ハードバッジや、パラシュートとジープのイラストをあしらった特製プレート、フロントフェンダーのUS国旗デカールなど、ミリタリーテイストを強く打ち出しつつ、17インチカーボン塗装アルミホイールを特別装備とした。

 一方のインテリアでも、タングステンカラーのステッチを施したステアリングホイールおよびレザー/ファブリックシートが採用され、前席バックレストにはエンボス加工による“OSCAR MIKE”ロゴを添付。このオスカーマイクとは“On the move(移動中)”を表す軍事用語となっている。

 ベースとなった“アンリミテッド・スポーツ”同様、パワートレインには2.0L直列4気筒直噴ターボユニットを搭載し、272PS/400Nmの力強いアウトプットを得ながらも11.5km/Lの燃費性能を実現している。

 そしてもう1台の限定車『リーコン』は、悪路で極低速走行を可能とするローレンジギアや専用の4×4システムおよびスタビライザー解除機能などにより、走破性が一層強化されたハードコアモデル“ルビコン”をベースとし、オフロード走行に役立つ機能やデザイン性を高める独自の装備を付加。

 フロントグリルをブラック仕上げとし、エンジンフードとフェンダーにブラックデカールを採用することで精悍な印象が強められ、ブラック仕上げの専用17インチアルミホイールや、岩場などで車体への衝撃を緩和するステップアシスト付ヘビーデューティーロックスライダー、大径タイヤの背面装着に対応するMopar(モパー)製ヒンジゲート・レインフォースメントにより、機能とともにストイックな雰囲気を演出する。

 インテリアもブラックを基調とした上質で落ち着いた雰囲気に、専用のレッドカラーシートベルトやレッドステッチ入りインストルメントパネルがアクセントに。装備はベース車同様、LEDヘッドライトや8.4インチタッチパネルモニター付オーディオナビゲーションシステム、レザーシート(フロントシートヒーター付)などが備わり、オフロード走行やレスキューに役立つタイダウンクリップや牽引ストラップ、Dリング、グローブがセットとなったJeep Trail Rated(ジープ・トレイル・レイテッド)キットも装備された。

 この『リーコン』のボディカラーは、ターコイズブルーが目を引くビキニP/C(限定100台)と、グラナイトクリスタルメタリックC/C(同100台)がルビコンでは初設定され、価格は629万円(税込)。

 一方、『フリーダム・エディション』のボディカラーには、ビレットシルバーメタリックC/C(限定100台)をはじめ、ブライトホワイトC/C(70台)、ファイヤークラッカーレッドC/C(15台)、ヘラヤライエローC/C(15台)の4色から選択でき、価格は535万円(税込)となっている。

ミリタリーテイスト溢れる専用アクセサリーや特別装備を採用した限定車“Wrangler Unlimited Freedom Edition(フリーダム・エディション)”

『Wrangler Unlimited Freedom Edition』公式サイト:https://www.jeep-japan.com/special_models/wrangler-freedom.html
『Wrangler Unlimited Rubicon Recon』公式サイト:https://www.jeep-japan.com/special_models/wrangler-recon.html

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