技巧と歴史を知って 三川内焼の展示会 11月3日まで

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伝統技法「置き上げ」などを用いた三川内焼が並ぶ展示会=佐世保市、島瀬美術センター

 長崎県佐世保市の伝統工芸品である三川内焼の作品を集めた展示会が23日、同市島瀬町の島瀬美術センターで始まった。11月3日まで。無料。
 三川内焼の魅力を発信するギャラリー「さるのあしあと」(同市三川内町)主催。田中満雄代表収蔵品のうち、江戸時代の作品約250点を展示している。
 水に溶かした陶土を生地に塗り重ねて絵柄をあしらう「置き上げ」を用いた花瓶や、生地を切り取って穴を開ける技法「透かし彫り」を施した香炉などが並ぶ。来場者は、技巧を尽くした作品を熱心に鑑賞していた。
 田中代表は「作品の美しさだけでなく、語りきれないほどの深い歴史も多くの人に知ってもらいたい」と話した。