きょう（木）は、関東から西は朝から晴れて日中は過ごしやすい陽気となりそうだ。

　北陸や東北は、朝のうちは雨の所もあるが、日中はいったん雨がやむ見込み。北海道は夕方にかけて大気の状態が非常に不安となるため、落雷や竜巻などの突風や、ひょう、急な強い雨に注意が必要だ。

北海道は大気不安定

　低気圧や前線の通過に伴って、北陸や北日本では、朝のうちは雨や雷雨となる所がある見込み。北海道は日中も雷雲が発達しやすくなるため、雷雨に注意が必要となる。

　さらに夜になると北日本の上空にはいちだんと強い寒気が流れ込むため、山沿いでは雪の降る所もありそうだ。

　北陸や東北の日本海側は、日中は晴れ間の出る所もあるが、雲の多い空模様で夕方以降は再び雨の降る所がある見通し。一方、東北の太平洋側は日の差す時間がありそうだ。

　関東から西の太平洋側は秋晴れとなる。ただ、空気が乾燥するため、火の取り扱いに注意が必要となる。

　夜にかけても天気の崩れはなく、十三夜の月もきれいに見えそうだ。

関東から西　日中は過ごしやすい陽気

　日中の気温は、北陸や北日本の日本海側ではきのう（水）より低く、風が冷たく感じられそうだ。

　関東から九州にかけては23℃くらいまで上がり、昼間は過ごしやすい陽気となる。ただ、夕方以降はまた冷えてくるため、調節のできる服装を心がけたい。

（気象予報士・及川藍）