Bリーグとは 長崎西高出身の田中大貴も活躍

 Bリーグは、分裂していたナショナルリーグ(NBL)とTKbjリーグが統合して2016年に開幕したバスケットボール男子のプロリーグ。サッカーのJリーグのように、クラブの規模や強さに応じて1部(B1)と2部(B2)に分かれている。下部組織が運営するプロ、アマ混成の3部(B3)は、その登竜門とされている。
 昨季までB1、B2は、それぞれ18クラブが所属して、東、中、西の3地区制を採用。今季はコロナ禍の影響で打ち切られた昨季のB2上位2クラブが自動昇格して、B1が20、B2が16クラブ(2地区制)で今月2日に開幕した。
 昨季まで4年間の平均観客数はB1が約3千人、B2が約1400人、B3が約600人。B1優勝を決めるファイナル戦は1万人以上が集まる。県勢はアルバルク東京のガード田中大貴(小浜中-長崎西高-東海大)が昨季のMVPを獲得。日本代表の主力として活躍している。
 来年1月開幕のB3は11クラブが参戦予定。今季はコロナ禍の影響でB2との入れ替え戦はないが、従来は▽ホームアリーナの収容可能人数などの基準を満たしたライセンス取得▽B3で優勝して、B2の最下位クラブとの入れ替え戦勝利-などがB2昇格の条件になっている。
 九州勢はB1に沖縄、B2に福岡、熊本、佐賀、B3に鹿児島の計5クラブが所属している。

 


© 株式会社長崎新聞社