沖縄の魅力を紹介する恒例のイベントが31日、横浜市西区の日本丸メモリアルパークで開かれた。首里城火災からこの日で丸1年。今年は復興をテーマに沖縄県出身アーティストのライブなども開かれ、多くの人でにぎわった。FMヨコハマの主催。
「沖縄チャンプルーカーニバル」と題し、今年で8回目。コロナ禍で例年より規模を縮小したが、キッチンカーや物産展では、ビールなど地元ゆかりの品々が販売された。
ラジオの公開生放送では同県恩納村とオンライン中継を実施。地元アーティストらが三線を披露する姿が大型スクリーンに映ると、会場からは音楽に合わせて掛け声も送られた。
糸満市出身で、現在は横浜市西区在住の会社員中西るみさん(48)は「沖縄の象徴である首里城が燃えてしまい本当に悲しかった」と涙を浮かべた。るみさんの夫達也さん(60)は「コロナの影響で沖縄に行きたくてもすぐには行けないので、イベントが楽しみだった。復興を横浜から応援したい」と話していた。