「花博」推進委の設立総会 横浜市長「機運の醸成を」

横浜市の花であるバラをモチーフにしたロゴマークが披露された記念式典=経団連会館

 横浜市が上瀬谷通信施設跡地(同市旭、瀬谷区)で2027年の開催を目指す国際園芸博覧会(花博)に向けて、開催組織の設立準備や全国的な機運醸成を図る「国際園芸博覧会推進委員会」の設立総会が6日、経団連会館(東京都千代田区)で開かれた。

 会長は経団連の中西宏明会長、会長代行は横浜市の林文子市長と横浜商工会議所の上野孝会頭がそれぞれ務める。設立趣旨に賛同した行政機関、経済界など37団体が参加する。

 総会で林市長は、長年米軍施設だった上瀬谷通信施設の返還は市民の悲願だったとし、「この上瀬谷の地はまさに平和の象徴。美しい花や緑と共に平和と愛のメッセージを世界に向けて発信したい」とあいさつした。顧問を務める黒岩祐治知事も出席した。

 総会後の記念式典では、横浜市の花であるバラをモチーフにしたPR用のロゴマークを披露した。

© 株式会社神奈川新聞社