Jリーグ延期分第11節が8日に開催し、ベガルタ仙台がユアテックスタジアム仙台にサガン鳥栖を迎えた。
第9節のヴィッセル神戸戦から16試合勝利から遠ざかり、勝ち点14で最下位に沈んでいる仙台。浮上のきっかけを掴みたかったが、鳥栖に出鼻を挫かれる。開始6分に19歳本田風智のパスを受けたチアゴアウベスが、ペナルティエリア手前の左から左足を振り抜く。地を這うシュートはゴール右隅に決まり、仙台が1点ビハインドで試合を折り返す。
後半に入り反撃に転じたい仙台だったものの、54分に鳥栖にカウンターを食らい本田がペナルティエリア内からゴール右隅に流し込み、痛恨の2失点目を喫する。流れを変えるため直後に2枚替えを敢行した仙台は、本田に今試合2得点目を決められて万事休す。仙台が最終スコア0-3で鳥栖に敗れ、今シーズン未だホーム白星なしと長いトンネルが続く。