赤いキウイ使ったパンがお目見え 「爽やかな甘み」

相模レッドを使ったパンを手にするオーナーシェフの富樫幸至さん

 相模原市内で栽培されている赤いキウイ「相模レッド」を使ったパンが同市中央区の「カフェ・トガシ」にお目見えした。

 相模レッドは黄色の果肉の中心に赤い部分があるキウイで、酸味が少なく、甘みが強いのが特徴。地域の名産にしようと、市内農家が今年から本格的に出荷を始めた。

 同店に並ぶのは「フルーツサンドイッチ」(税抜き500円)と「相模レッドのチーズケーキパン」(同300円)の2種類で、期間限定販売となる。

 フルーツサンドイッチは練乳を塗ったパンにたっぷりの生クリームと相模レッドを挟んでいる。チーズケーキパンはクリームチーズ、サワークリームなどの上にゼリーのかかった相模レッドを載せた。

 オーナーシェフの富樫幸至さん(43)は「爽やかな甘みがパンにぴったり。地元産の食材を使うことで地域を盛り上げることができれば」と話している。

 販売期間などの問い合わせは、同店、電話042(707)1800。

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