「フードスタイル2020in福岡」 長崎からアゴや手延べうどんなど2社の出展

本県の事業者らが出展した商談展示会=福岡市博多区、マリンメッセ福岡

 「食」に関連する大規模な商談展示会「フードスタイル2020in福岡」(実行委主催)が11日、福岡市博多区のマリンメッセ福岡で開かれ、本県企業や団体を含む605社(うち20社はオンライン展示会)が参加した。12日まで。
 小売り、中食、外食向けの食材や調理設備に加え、新型コロナウイルス対策として消毒装置や店員と客との接触機会を減らす機器・サービスを提供するメーカーも出展した。
 本県の事業者や団体のうち、平戸市商工会と新上五島町商工会はそれぞれ2社の出展を支援。平戸市の2社はアゴ(トビウオ)の加工商品を中心に並べ、新上五島町の事業者は五島手延べうどんや塩などをそれぞれPRした。
 塩の製造・販売を手掛ける「やがため」(新上五島町)は、新型コロナの影響で春は売り上げが激減したという。川口秀太社長は、商談展示会について「多くの仕入れ担当者と出会えるチャンス。商品の魅力や思いを伝えたい」と意欲を見せていた。

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