佐世保市鹿子前町の九十九島水族館(海きらら)は先月末からノコギリザメを展示。体長約110センチの不思議な姿をした“新入り”が、来館者を楽しませている。
10月下旬に地元漁師が五島西沖で捕獲した2匹を同館に贈った。1匹は今月13日に死に、今は残る1匹を展示している。
同館によると、ノコギリザメは通常水深100メートル以深の海底に生息。「のこぎりの刃」のような頭の先を振り回し、エビやカニなどを捕獲するという。
クラゲ・魚類課の泉徹耶さん(35)は「のこぎりからひげが生え、目もくりっとして、かわいらしい。ぜひ見に来てほしい」と話している。