長崎県内の中高生を対象にした薬物乱用防止推進ポスターコンクールで、佐世保市立清水中3年の船越賢伸さん(15)が2年連続で最優秀賞(中学の部)に選ばれた。
薬物乱用を許さない社会環境づくりを目指そうと、県が毎年実施。今年は中学の部に853点の応募があった。
船越さんはマジックマッシュルームを大きく描き、「まじでダメ。ダメッシュルームばい」とユーモアを交えて訴えた。さらに、消しゴムはんこを使って「悪」「禁」「罪」などの文字で埋め尽くし、薬物乱用が危険で犯罪であることを強調した。
県薬務行政室の本多雅幸室長らが20日、同校を訪れ、賞状を手渡した。船越さんは「2年連続で受賞できて感無量。ポスターを見て、薬物を乱用する人が減ることを願う」と話した。