災害廃棄物で協定 大村市と県産業資源循環協会

災害廃棄物の処理について協定を結んだ吉村会長(右)と園田市長=大村市役所

 長崎県内の産廃処理業者などでつくる県産業資源循環協会(吉村純男会長)と大村市は19日、災害廃棄物の処理に関する協定を結んだ。
 協定は、市内で台風や地震などの災害が発生した際、市の要請を受け同協会が災害廃棄物の撤去や収集、運搬、処分を担う。同協会は県や長崎、佐世保、雲仙各市とも同様の協定を締結している。
 市役所であった締結式で園田裕史市長は「7月の大雨では多くの廃棄物が発生し、まずはその処理をしなければ復旧が進まないと感じた。今後、よりスムーズに連携できれば」、吉村会長は「廃棄物に関する知識や人材、資機材を使い、安全安心な生活に貢献したい」とそれぞれ述べた。

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