コロナ禍の暮らし、不安に耳を傾ける 大和市、孤立防止へ電話相談

大和市役所

 神奈川県大和市は12月1日から来年3月末まで、新型コロナウイルス対策の一環で、暮らしの不安などに耳を傾ける「ちょっと話そう『もしもし電話』」を開設する。感染予防で外出を自粛する高齢者らが多い中、気軽に話ができる機会をつくって社会的孤立を防ぎ、健康維持につなげるのが狙い。

 4人の傾聴ボランティアが担当。コロナ禍で市内でもイベント中止が相次ぎ、交流の場も減って市民は閉じこもりがちな生活を強いられている。こうしたストレスの蓄積が健康に影響を及ぼすとの専門家の指摘を考慮したという。

 平日午後2~5時に、暮らしの不安や世間話などを15分程度聞く。専門の相談・支援が必要な場合は担当部署を案内する。電話046(260)3833。

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