新潟県三条市内で新型コロナウイルス感染症患者が確認されたことを受けて滝沢亮市長がコメント発表

新潟県三条市は1日、市内で新型コロナウイルス感染症患者が1人確認されたことを受けて、滝沢亮市長のコメントを発表した。なお市は、これまでと同様に独自で定めた「新型コロナウイルス感染症に係る施設利用及びイベント等実施方針(暫定版)」に則り感染拡大防止に努めていくという。

滝沢市長のコメントは以下の通り。

本日(12月1日)、市内で新たに新型コロナウイルスに感染された方が確認されました。11 月以降で市内5例目であり、感染の確認が続いていることに不安に感じるお気持ちは十分に理解できます。

しかしながら、予防策を万全に講じていたとしても罹患してしまう可能性は誰にでもあります。万が一にも感染が確認された方が誹謗、中傷などを受ける事態に陥らないよう、市民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。

新潟県では、感染が確認された方の濃厚接触者を追跡、特定した上で、その症状の有無に関わらず PCR 検査を実施するとともに、仮に陰性であっても念のため、14日間は自宅待機することとしています。さらに感染リスクの高い方が利用する施設などで感染が確認された場合には、安全を確保する観点から、通常であれば濃厚接触者に該当しないわずかな接触のみの方に対してもPCR検査を実施しています。

市内の感染事例においても同様の対応を講じております。

また、現在、新潟県では、新型コロナウイルス感染症に関する注意報を発令し、飲食を伴う会合での慎重な行動や症状がある場合の早めの受診などを呼びかけています。こうした県の注意喚起を踏まえ、適切な行動を心掛けられますとともに、マスクの着用や三密の回避、手洗い、咳エチケットといった基本的な感染予防対策の徹底を引き続きよろしくお願いいたします。

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