西岡秀子氏再選へ態勢確立急ぐ 長崎で国民県連結成大会

ガンバロー三唱で気勢を上げる西岡県連代表(手前左から2人目)ら=長崎市元船町、平安閣サンプリエール

 国民民主党県連・総支部の結成大会が6日、長崎市内であり、代表に就いた西岡秀子衆院議員の次期衆院選長崎1区での再選へ向けた早急な態勢確立などの活動方針を確認した。
 県連は先月中旬に発足し、西岡氏と県議3、市議10、町議3の計17人の議員が所属。全国の地方組織としては20番目の結成となる。
 大会には党本部の玉木雄一郎代表や矢田稚子副代表、榛葉賀津也幹事長をはじめ、労組関係者や支援者約130人が出席。玉木代表はあいさつで、地方組織の結成大会に幹部3人がそろうのは初めてだと明かし「長崎に地方組織が立ち上がることは党にとって極めて大事」と強調した。
 来賓あいさつで、連合長崎の宮崎辰弥会長は与党に対峙(たいじ)する大きな固まりづくりの途上との認識を示し、「生活に困り、政治の力を必要とする国民がたくさんいる。政策実現へ、立憲民主とさらなる連携を」と要望。次期衆院選について、西岡氏の議員活動を高く評価した上で、再選へ力を注ぐ考えを示した。
 西岡氏は新型コロナウイルス対策が最優先課題だと強調。「コロナ禍で生活、働き方が大きく変わろうとしている。これまでの政治の延長線上では解決できない。未来に向けた新しい政治の取り組みを長崎で実践する。(次期衆院選は)小選挙区で何としても勝ち上がる」と決意を述べた。


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