【湘南】斉藤、ロシア・ルビンへ移籍 「湘南産は変わらない」

ロシア・プレミアリーグのルビンに期限付き移籍が決まった湘南・斉藤=6日、G大阪戦

 J1湘南は14日、東京五輪世代に当たるU─23(23歳以下)日本代表のMF斉藤未月(21)が今季終了後にロシア・プレミアリーグのルビンに期限付き移籍すると発表した。期間は2021年1月1日~22年6月30日。16日のホーム最終戦後に、セレモニーが行われる予定。

 湘南の育成組織出身の斉藤は、16年5月に当時高校3年生でプロ契約を結び、ボール奪取や運動量を武器に守備的MFを主戦場とする。今季はここまでJ1で31試合に出場し2得点。昨年のU─20ワールドカップ(W杯)で日本代表の主将を務め、今年1月のU─23アジア選手権に出場した。

 斉藤はクラブを通じて「ロシアでも、世界のどこでも、僕が湘南産であることはずっと変わらないので、どこにいっても“湘南生まれの斉藤未月”として責任をもってプレーしたい」とコメントした。

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