長崎ごみぶくろ本年度デザイン 山下君(大園小5年)最優秀賞 「ポイ捨てはいかんぜよ!」

ポイ捨てを啓発する坂本龍馬を描いた山下君=長崎市興善町、新興善メモリアルホール

 市民大清掃など環境美化活動に取り組む、長崎市「街を美しくする運動」推進協議会は23日、小中学生用のボランティア清掃ごみ袋「長崎ごみぶくろ」の本年度デザインを発表した。市立大園小5年の山下征大君(10)の坂本龍馬が「ポイ捨てはいかんぜよ!」と啓発する作品が選ばれた。
 ごみ袋の大きさは縦60センチ、横30センチで容量20リットル。昨年度から市内の小学生を対象にデザインを募集し、今年は18校から計356作品が集まった。最優秀賞のデザインを採用したごみ袋は来年3月以降、市内の小中学校に配布される予定。。
 同日は長崎市内で表彰式があり、最優秀賞に選ばれた山下君と優秀賞の3人が表彰状を受け取った。山下君は取材に「公園などでポイ捨てをよく見かける。この袋で、長崎の街が美しくなってほしい」とほほ笑んだ。

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